昨シーズンは、米国FLWツアーに、Ranger519VX(ヤマハHPDI200hp・モーターガイドDIGITAL109LB)にて参戦。すでにそのポテンシャルは実証済みで、今シーズンも519VXを選ぶ選手が多くいる。(大森貴洋プロ・古沢勝利プロも、その選手の一人である。)
しかし、今回注目のシリーズは・・・と言えば、やはりニューモデルのZシリーズだろう。このシリーズは、完全なフルモデルチェンジで、Rangerがモデルチェンジをするのは、久しぶりのことだ。そのZシリーズに、今シーズン乗ることになった僕は、Z22・Z21・Z20の3種類の中から、Z20(ヤマハHPDI225hp&モーターガイドDIGITAL109LB)をチョイスした。早速、そのZシリーズのインプレッションを写真を交えながら紹介しよう。
【1】 まずは、コンソール部分だが、旧モデルのVXシリーズは、高級感のあるウッド調パネルだったのに対し、Zシリーズは、アルミパネルを採用し、レースでサーキットを走るかのように、近未来的な仕上がりにになっている。
【2】 次に、目に付くのが、デッキ上に走る2本のレールだろう。ここには、各ストレージのオープナーレバーと、ロックキーシリンダーが埋め込まれており、オープナーレバーを指で引くと、心地良い音とともに、扉が持ち上がり、容易にストレージを開くことが出来る。
【3】 そして、コックピットは、足元がワイドになり、立ったり座ったりの動作がよりスムーズにできるようになったので、走行中にボイルを発見した時や一刻を争うトーナメント時などに、素早く対応できるのが嬉しい。
【4】 フロントデッキには、クッション(トーナメント・プレートフォーム・パッド)が採用されており、長時間の釣行などから生じる足腰への負担を軽減してくれる。
【5】 シートには、SRS(ソフト・ライド・シーティング)が採用されており、ラフウォーターでの衝撃を和らげてくれる。
【6】 旧モデルもそうだが、フルスロットルでトリムアウトした際、ロールすることなく、実に安定した走りをする。これは、Rangerが最も得意とするところであり、釣りをしている時の安定性は言うまでもない。(ちなみに、Z20のビームは、95インチ。)
【7】 他にも、フロントのトリムスイッチが大型化され、シャローエリアなどでのトリムアップがイージーになった点、フロントパネルが防水性に優れている点など・・・まさに、現段階における、最高の改良モデルと言えるだろう。
アメリカにいると、Ranger Boatオーナーを見かける機会が、本当に多い。それは、トーナメントだけに限らず、プライベートフィッシングを楽しむ人達も含めての話だ。
現在も3シリーズが現役で走っていたり、最新のZシリーズを70歳近い年配の方がぶっ飛ばしていたりするのだが、とてもカッコいいし、また、それが自然だったりする。これらは、長年Ranger
Boat が信頼され続けている証であり、アメリカでのバスボートの歴史を物語っているのではないだろうか。
日本のバスフィッシングシーンでも、おじいちゃんがRanger
Boatに孫を乗せて釣りに行く...
そんな日が、そろそろやってくることを願いたいものである。
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