健太がアメリカから帰ってきた。





FLWツアーが終了し、今回はしばらく日本にいるらしいので早速琵琶湖へ行く計画を立てた。(前日に!)


この日は8月某日の日曜日。
そしてボートはアングラーズインのレンタルボート「レンジャーR71」 しかしこの日は不幸な事にチャプタートーナメントとバッティング!
(う〜ん、とってもタフな日に来ちゃったみたい...不安。)



今日の条件はサンデーアングラーと釣行時間も場所も特別な事無く全く同じ、 であれば今回のお題は

「ハイプレッシャーレイクの休日に誰よりも釣る方法」

でいこうではないか!
(半分開き直り気味)



では釣りを始める前に、簡単にここ最近の状況を説明しよう。
連日の暑さと雨の少なさから水質悪化、水温は上昇気味。
バスは少しでも涼しい所を求めディープへ移動。

水深4〜5mラインのエリアに集中しているらしい。俗に言うボディーウォーターのエリア(要は南湖のど真ん中!



朝6時過ぎに出船。アングラーズインの浜にはこの日のトーナメント参加者がいっぱい。


「この人たちが来る前に釣ってしまわねば」と最初のポイントへ急ぐ。
しかし、そんな心配は一瞬にして意味の無い物に終わった。


そこは半径100mに20艇程がひしめく船団だった...。
さすが日曜日、さすが琵琶湖、すでに僕の釣る分は残ってないのでは?(涙)




と思わせる状況であった。




この船団の中、健太が最初に手に取ったのがST.CROIX AC70MHF



う〜ん、男前!



しかも付いているリグがラバージグ?




う〜ん、惚れた!




周りのアングラーは9割スピニングタックルを使用しているこの状況で思わず「ベイトタックルでしかもラバージグかよ!」と思ってしまった。



しかも3/8〜1/2ozフットボールジグ+ホグ系ワーム???(そんなの持って無〜い!)ジグを健太にもらいトレーラーにはエスケープツインやムーブ4.5を付ける。早速私も、ST.CROIX EC66MHFを手に取りキャスト。
(ウィードエリアでフットボールジグって?まだ半信半疑状態!



先ずはボトムまでルアーを落とす。活性が高いと最初のフォールで食うらしい。
しかし今日は日曜日!そうは問屋が下ろさない。ボトムまでルアーを沈め、ウィードを切っては外し、2〜3回ルアーをホップさせる、そしてまたボトムへ。この動作を繰り返す。




ポイントへ付いて3投目、
いきなりのバイト!!



ホップさせたルアーが着底する瞬間に押さえ込むように食ってきた!



上がってきたのはいきなりの45クラス!






周囲のアングラーのロッドは誰も曲がっていない。
(羨望の眼差しに独りご満悦な私)



「これは楽しいスタイルだ!!!」



しばらくして健太も45クラスをゲット!周囲はたまにライトリグで25クラスが釣れる程度。



明らかに何かが違う?ここで1匹釣って余裕も出たので色々と質問してみた。


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 トレーラーは最近流行のチャンクやグラブじゃダメなの?

 オープンフックなので、チャンクではアクション時にフックに引っかかりチャンスが半減してしまう事と、ホグ系ワームのパドルが起こす水を押す力がキーポイントなんです。だからバルキーなワームがいいんですよ。

 なんでフットボールジグなの?

 ガード付きのアーキージグではアクション時にルアーをホップさせにくいのと縦のフォールに反応がイイので、それを生かすことができるのがフットボールジグなんです。でっかいジグヘッドって感じかな。
「ロッド選びも重要なポイントですね。オープンフックのリグなのでウィードが「スパッ」と切れるST.CROIXの様なトルクのあるロッドがいいですね!
ただの高弾性では反発が強すぎて手首に負担が掛かり過ぎて一日持たないですよ。だからトルクのある6’6”〜7”クラスのMHがいいんですよ。
しかもビッグバスの強烈な引きにも余裕で耐え、持前のトルクでウィードに潜られる前に勝負が付けられるのも最高です。」と付け加えた。

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奥が深いぞ! バスフィッシング!




そんなこんなで渋い中でもポツリポツリと釣果を重ねていく。
(全て35オーバー)





ここで比較のためにライトリグを試す。
ロッドはNEWモデルスピニングのテストサンプルを使用。リグはカットテール4”のダウンショットリグしばらくして釣れたのは25pだった。
(明らかにサイズが違う。)やはりラバージグが正解か?


ここで健太がロッドをAC70MFへチェンジしスピナーベイトを投げる。


これもパターンの一つらしい。そして10投もしないうちにヒット!またしても45クラス!
しかし良く釣る。スピナーベイトもやはりフォールを織り交ぜた使いかたでバイトがあったらしい。








ムムム、フォールがキモか!




ならばと思いプレッシャーも高いので食わせのワームにチェンジ。フォールアクションが演出できるヤマセンコー5”をセレクト。
ロッドはST.CROIX ES60MFしかもラインはPE1号+フロロ8lbを付け、流行のパワーフィネス!(50UPでもウィードに潜られない為のパワフルセッティング!)



そしてPEラインは浮力が高いのでそれをカバーするためにフックの前に1g程度のスプリットショットを噛ます。
このリグを水深5mに送り込み、着底を確認。ロッドを縦に2〜3回あおり、ワームをホップさせる。



するとフォール中に
「ククッ」と小気味良いあたりが。


十分に持って行かせて
フッキング!




後はロッドのパワーとラインの強度に物を言わせ
一瞬で35クラスをランディング!
ライトラインとやわなロッドじゃウィードに潜られてこうは行きませんよ!


しかしサイズに関してはリアクションラバージグに分があるらしい。
(本場アメリカでは「スナッピンジグ」と言うらしい。)


その後、そこにはあまりの楽しさに昼ご飯を食べるのも忘れラバージグをしゃくり続ける二人がいた。

この日は大爆釣とは行かなかったが結果、健太が10本(最大45cm)私が4本(最大45p)。ダウンショットで釣った魚以外は全て35オーバーであった。
50UPが出なかったのをしきりに悔しがる健太であったが、日曜日のプレッシャーの中では上出来の釣果だと私は思う。



同日開催のチャプターの結果が4kg弱/3本だった事を思えば、もし出ていれば余裕で「
優勝」していたかもしれない釣果内容であったとフォローしておこう。



今回の釣行は、別にライトリグを否定する訳ではない。
TPOに合わせたルアーセレクトが、より一層バスフィッシングを楽しいものにする事をお伝えしたかったのである。


今回登場したリグは、同じようなウィードエリアの有るレイクでは、リグのボリュームを調節することで全国で通用するテクニックになる事間違いなし!



皆さんも近くのフィールドでぜひとも
「レッツチャレンジ!!」して頂きたい。




■タックルマッチング■
EC66MHF ライン フロロ14lb リール メタニウム・アルファス
AC70MHF   フロロ14lb   TD−Z103MLスコーピオン1001
AC70MF   フロロ14lb   コンクエスト200TD−ZBBS
ES60MF   PE1号   ステラ2500S・セルテート2506フィネス
    フロロ8lb  


P r o f i l e
木村 建太

FLW TOURにコ・アングラーにて出場。

ポパイではSt.Croixのモニターとしてロッドを使用してもらっている。
彼の現在のランキングは14位、第3戦Ouachita RiverではTOP10に残り、最終7位を獲得している。


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